ヤマナカ

コロンバスのヤマナカのレビュー・感想・評価

コロンバス(2017年製作の映画)
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監督が構図厨なのでどのカットもきまりまくっているが、かえって息苦しいとも感じてしまう。
図書館勤務の様子に親しみが持てるが、常勤職員は「図書館学の修士号」を持っているのが当たり前で、もし持っていなかったとしても「文学のPhD」があればいける、みたいな会話に先進国を感じる。
ジンとケイシーが塀を隔てて歩くシーンや自動車の屋根を挟んで対面して語るのをデボラなんとかのモダニズム建築を背景に撮るってのはもちろん好きなシーンだった。
監督コゴナダKogonadaのウィキペディアページ(英語)には"Not to be confused with Kogo Noda."とあって面白かったが、彼は小津の映画に精通しているらしいので、なるほど、と思う。
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