電気羊

月と雷の電気羊のレビュー・感想・評価

月と雷(2017年製作の映画)
2.9
淡々とした人間ドラマ。まあそこそこ面白かった。

結婚をまじかに控えたヒロインの元へ、以前、子供の頃に同居したことのある父親の愛人の息子が訪ねてくる。
普通は、父親の愛人の関係者など憎むものなのだが、なぜか気が合い遊び仲間でもあった。
同じ屋根の下で生活する男女は容易くセックスするようになり、ヒロインは妊娠。結婚予定も白紙となる。
元々、結婚には乗り気ではなかったヒロインは、愛人の息子との同居生活を望むのだが、父親の愛人まで自宅に戻って来る。
実は、ヒロインは愛人と愛人の息子に親愛の情を感じていたことを明かし、子供の頃に愛人と息子が家を出て行った時に一緒に行きたかったことを告げるのだが。
しばらくして、愛人は死亡、愛人の息子もまた、行先も告げずに、またどこかへて旅立ってしまったのであった。

まあね。残される人間って寂しいんだよね。
電気羊

電気羊