ふじこ

ヒットマン・ボディガードのふじこのネタバレレビュー・内容・結末

ヒットマン・ボディガード(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

本編の時間が短いからかも知れないけど…ギュッとし過ぎじゃない…?
たまたま一夜を過ごしたクロエの親父を殺しちゃって、クロエとその友達が親父はカスだったけど窒息プレイで死んだんじゃない、殺されたのよ!とか言って調べだして、依頼人に"ついでに殺しておいて"と言われるものの可哀想だから助ける事にしたのかな…って思ったんだけど。

逃げ果せてから子供作ってカタギの仕事してて えぇ…?ってなった。助けるための方便じゃなかったのか…。
悪者と話をつける間、僅か2日間だけ知らないアパートで大人しくしとれ、と隠されたクロエが急に もう耐えられない!お願いだからここから出してよ!って言い出した時も えぇ…ってなったけど、この世界の1日は一ヶ月くらいのスピード感なのかな…。2日黙ってられないって相当だぞ。

まぁそんなもんだから、置いてきた親友にクロエが電話して会いに来て結局居場所がバレるのも、雇われた殺し屋にクロエが殺されるのも、その復讐のために全員殺すのも まぁそうね……って感じで全然気持ちが入らないし、最後に自首して刑務所に入りながらクロエの事思い出してる主人公を見ても観てるわたしのクロエ像は最初の方のヤンチャなタイプのポールダンサーでしかないからなんともな…と思って観終わった。

主人公が基本的に無表情だし、出会って間もないにも程があるから全然クロエへの気持ちが伝わってこない。
だからまぁ可哀想だけどプロなんだし諦めて去ったら良いのに と思っている間に子供までできちゃうからびっくりよ。
もうちょっと細かい描写を増やして欲しかったかなぁ、地味で良いから。
大本のストーリーは分かりやすくて良いんだけどなあ。

でもこれで逃げ延びて子供も生まれて幸せだッピ!てなられても、悪人からお金貰って人殺してたヤツなんだよなぁ…ってなるから殺し屋は基本不幸になって貰って大丈夫。
ふじこ

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