自分は戦争映画が嫌いだ。
これまで、嫌煙してきた。
この映画はベトナム戦争関連の情報を新聞社が暴露する映画。
戦争は嫌いだが、メディアの話は好きなので見ることにした。
そして、なんで戦争映画が嫌いなのか改めて分かった。
自分には戦争関連の知識がまるでない。だから、見てもさっぱり分からないので好きではないのだ。
戦争映画はある程度の知識がないと、本編中に詳しく説明されるわけではないので、なんのこっちゃ分からなくなる。
そういえば日本史の知識も薄いので、時代劇も楽しめない。
この映画も歴史背景の知識が薄いので、途中まで、わけ分からなかった。
まずベトナム戦争がどういう戦争だったのか？そういう最低限の知識もない。
新聞が今よりプロフェッショナルだった時代。報道の自由を勝ち取るんだけど、新聞社のプロ意識の高さ、情熱。そういうところにフォーカスして見ると楽しめる。
ただ、歴史映画として、こういう事実があったことも語らないといけない。
そういう目線で見ると、さっぱり分からなくなる。ニクソンがどういう大統領だったか、映画で見て知るより、知ってみたほうが楽しめる
それが歴史映画だということが、改めて分からせてもらえた映画だった
あと、やっぱりトム・ハンクスにハズレはない。メリル・ストリープ見たいならこの映画じゃないかなって感じ。
先入観かもしれないが、メリル・ストリープは弱々しい役より、芯のある役がハマる。もちろんこの役も芯のあるキャラなんだけど、前半の弱々しさが、貫禄ありすぎて、最終的にこいつが全部持っていくってのが透けて見える
