このレビューはネタバレを含みます
政治の暴力vs報道の自由。
見ているものが違うのだから、伝えたいことと隠したいことが相反するのは分かるし、どちらも自分たちが正義なんだろうなと思う。
客観的に見ると、必要だからではなく、都合が悪いから隠蔽している政府は敗れて然るべきだし、松川事件じゃないけど、裁判だけは公正にやってくれるものということが信じられなければ、国民は安心して生きていけないだろうな。
ライバル紙との共闘をもうちょっと熱く描いて欲しかったし、出てるおじさんたちがみんな顔似てるから、誰が誰だか分からなかったりして、不満はある。
でも、ラストの女性読者に支持されてるシーンとか、演出的に面白い部分もあったので、楽しめたかな。