国の良心としてのマスコミの在り方と女性の経営者責任者への偏った見方がテーマなんでしょうなあ。
ラストシーンの紹介は掟破りなのを承知で。メリルストリープが、今後の政府の反撃の説明をした後 聞く。「あなたは心配じゃないの?」 トムハンクスが答える。「それは、あなたの仕事だ。」
創業家の娘として社主ではあるものの周囲からはお飾りのように思われてきたメリルだが、最後のこのシーンで、仕事を通じての信頼関係を築いていることがわかるラストになっている。
アメリカは、懐の大きい国だ。先住民への迫害や人種差別 ベトナム戦争 最近ではイラク と国が間違えたのではないか、という時は時間はかかるが、それを考えさせる映画やらが現れる。しかし、太平洋戦争については、ほとんど出てこない。
これは、日本という国があまりに外交で子供みたいだからではないだろうか。もう相手の思うツボのごとく行動しているものだから、あんたが悪いんちゃうか、と思われてしまっているのかも。
某中東の国の大量破壊兵器への対抗武力行使の記者発表の席で某北欧の国の記者が質問した。「広島への原爆投下は、大量破壊兵器使用による無差別殺人ではないのか。」質問は無視されたそうだが、各国記者からは、よく聞いた、と評価されたらしい。
日本人記者は、絶対にようきかんやろな。