スピルバーグ節が良い意味できっちり効いていて、複雑な事件なはずなのにかなり簡略化されてて予備知識が無くてもわかりやすかった上に、ちゃんと感動ポイントがジョン・ウィリアムズの音楽で強調されてて映画としては素晴らしいエンタメ。
編集局長役のトム・ハンクスを始め、文書は例え大統領から差し止められようが絶対に伝えられなければならない！と情熱と気迫をもって記事を書き上げる記者たちの熱演が良し。あとメリル・ストリープの上品な衣装が終始素敵だった。
ワシントンポストってずっとNYタイムズばりの全国紙なイメージだったけど、この事件まではワシントンの地方紙レベルだったのは知らなかった。『スポットライト 世紀のスクープ』を観た時も思ったけど、新聞ちゃんと毎日読もうかなって思いました（単純）
