気になってはいたが、なんとも手が出しにくかった本作。
ベトナム戦争についての機密事項をめぐる、新聞社同士更には国家との駆引きを描いた本作。
マイナス点は、トムハンクスが出ている時点でエンディングがわかってしまう。
原題の「ポスト」のとおり、ポストベトナム戦争に向けて、熱血デスクに煽られて、最後はCEOもポストを賭けて報道の自由を貫く。
まあ、今は、報道も新聞からテレビ、ネットに至るまでフェイクだらけだが、
番記者制度が、メディアの中立に根差していて機能しているのは米国ならでは。
「みんなで幸せになろうよ」の日本ではオヨヨなワケです。