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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のhase3001のレビュー・感想・評価

2.0
メリル・ストリープ、トム・ハンクスの2大オスカー俳優で送る映画。

ベトナム戦争についてアメリカ政府・大統領が隠蔽したことを、報道する新聞社の女性オーナーと、編集長の物語。

真実を元にした映画で、S・スピルバーグが監督。

国民や戦地へ出ていった兵士を危険にさらす、歴代大統領の独裁政治を世の中に知らしめ、報道の自由を勝ち取っていく。

夫の自殺からワシントンポストの女性オーナーとなって、男社会の前で、震えながら立つことで精いっぱいだったが、最後は、自らの判断で政府、大統領に立ち向かっていくメリル・ストリープの演技は見ごたえがある。

トム・ハンクスの演技は、年季の入った元気さがみなぎっている感じがよい。

自分のアメリカの歴史的な関心も少なかったからか、少し面白みがなかったが、見ごたえはあったと思う。
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