ユージーン

蜘蛛の巣を払う女のユージーンのレビュー・感想・評価

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)
4.1
ミレニアム三部作は見た覚えがなく、「ドラゴンタトゥーの女」は見た気がしますが、ダニエル・クレイグの印象ばかりが残り、正直、内容はあまり覚えていません。

なので、今作を観るにあたって予備知識がほぼない状態で楽しめるか不安でしたが、そんな心配は杞憂に終わりました。むしろ、違うキャストや制作陣に違和感を持たずに済んだので、良かったのかもしれません。

リスベットの生い立ちや行動理念もしっかり説明されていたし、ハッキングを駆使したギミックも見応えがあり、シリーズもの(といっていいのかわかりませんが)でありながらひとつの作品として完成されているので、とてもいい作品だったと思います。