KOUSAKA

メリー・ゴー・ラウンドのKOUSAKAのレビュー・感想・評価

メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)
3.6
シネマメンバーズにて、ジャック・リヴェット監督の6作品を順番に鑑賞。

他のジャック・リヴェット監督作品に比べると、ストーリーは分かりやすいな~と思いながら見てたんやけど、終盤のどんでん返し(っぽい)展開がイマイチ理解できず、最終的な着地はよく分からんかった😅

それでも「良い!」と思わせてくれるのがリヴェット作品の魅力で、途中で何度も挟み込まれる(意味不明な)追走劇や、相変わらずオシャレで美しいキャスト達や、ロケ撮影の美しい風景を見ているだけで十分楽しい。

ミニマルで前衛的な劇伴は個人的にかなり好みで、それを実際に演奏している音楽家の姿をそのまま映す演出のおかげで、ライヴ映像を見ているような贅沢さも味わえました。

追走劇シーンでレオを演じている女優さんが「どう見てもマリア・シュナイダーじゃないな、これもよう分からんけど意図的な演出?」と思いながら見てたんやけど、後で調べたらマリア・シュナイダーが撮影途中で降板したから、別の女優さん(Hermine Karagheuz)を起用したんやね。

さすがジャック・リヴェット監督、もはや何でもアリ!!😆
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