以前、たまたまチャンネルがWOWOW のままだったので観た。
台詞がやたら哲学的だと思ったら原作は山本周五郎賞受賞作だった。ラストにびっくりした。
いい関係、心地よい関係を他人と築こうとしたら上辺だけというのもすごくよくわかる。
他人のドロドロした部分は見たくないし、見せるのを躊躇する。
みんなの前で吐露できない悲しみや悩みや苦しみを抱えて、部屋以外の場所で泣いたりするんだよね。
孤独なのか孤独じゃないのかよくわからないよね。
そもそも、連続暴漢魔といくら居心地が良くてもルームシェアリングしたいのだろうか?
したくないよねー。
テーマはわかるし、言いたいこともわかったけど、映像化しちゃうと、いまいちストーリーに無理が…。
これから原作読む。
原作本読んだ。
映画で映らなかった一人一人の細部がわかった。映画は原作の中の一部を切り取って、1人をクローズアップさせていた。
映画のラストも違った印象だった。