アトリ

グラウンドブレイク 都市壊滅のアトリのレビュー・感想・評価

2.2
1988年に実際に起きたアルメニア大地震をもとに作られた映画。
エンディングで被災現場を再現したシーンの比較写真が出てくる。
赤ちゃん用や子ども用の棺がほんとに悲しい。

石造りの建物が崩れていく様を飛行機から見るのは新鮮だったしよく出来ていて綺麗だなとすら感じた。
街崩壊直後なのに車が走れるくらい真ん中だけ道できてたのはちょっと笑ったw

火事場泥棒とか逆恨みしてる主人公とか...感情移入全然できない登場人物が多くて過度な感動演出もあったりで観ていてもやる。特に頑固親父が解せん。たいして向き合いもせず義理息子を拒否しておいて失ってから気付くとか。まじで人の歴史のなにを学んできた?失う前に気付く努力もせず「神よなぜこんな試練を与えるのですか?」じゃねーわ。失ってもまだ分からんのか?自分の考え方を改めなあかんところやん。これからは家族を大事にせなあかんってことやん。

ずっと1人で死体を運んでる人がいて、誰もその人を手伝わん。傍若無人で自己中な登場人物多すぎ。この国の人はそんな感じなん?この国や隣国との情勢わからんくて細かいところまで理解できんかった。
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