ねこぱん

アローン・イン・ザ・ゼットのねこぱんのレビュー・感想・評価

3.4
嫌いじゃなかったです。
評価低めのようですが、わりと好きな作品でした。

ゾンビウイルスが蔓延した都市部を離れ森の中でひとりサバイバル。
貴重なタンパク質を補給しても吐いちゃうとか最初は苦労していたようでしたが、次第になれてきたころに義理の父娘と遭遇。

娘は義父に父親以上の感情を持っていましたが、男はサバイバルヒロインのことが気になって。
なんて三角関係っぽいことチラホラやりながらも全体的には静かで重めのストーリー展開。

ゾンビは今どきの全力疾走系ですが、出てきたのは数回の食料調達シーンのみということで、ゾンビバトルとか追いつ追われつのハラハラドキドキ展開を期待しているとガッカリしてしまうと思います。

ゾンビ映画を見慣れてきた人ならこの手の作品も何度も見ていると思うので慣れたものでしょうかね。

ラストの主人公は、でもあれで違う選択をしていたら映画のラストとして成立しないので、ああするしかなかったのでしょう。

あとよくわからなかったことがいくつか。
主人公が活動していた森の中はゾンビいないの?二箇所の焚き火の意味は?あのフェンスは地理的にどういう位置付け?
それから体に塗りたくってたのは最初ドロかと思っていたのですが、動物の糞とかですかね?
道路脇のバケツはたぶん尿で匂い消しとか?

ゾンビは血の匂いと音に反応、人間の匂いにも少し反応、糞尿には無反応、と思ったのですが違うかな…
ねこぱん

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