何年か前に、職場の同僚と、映画のことで初めて少し話したことがあった。その同僚に「次に観たい映画は？」みたいなことを聞かれて、「おれは、ライフ•イットセルフやな」って答えたら、同僚は「ああ！ライフ•イットセルフ！」って答えてた。その同僚は異動してしまい、映画の話しをすることができなくなった。
そのときの会話に出てきた「ライフ•イットセルフ」を観た。2019年秋の映画ってことは、彼女とこの映画の話しをしたのは4年前なんだ。もっと昔かと思ってた。「おれ、ものすごく泣いてしまった､､､」やっと、彼女との4年前の会話の続きが言えそうだ。でも、彼女に会わないと言えないんだよな（笑）
あ、そうそう。レビューらしきものを書かなきゃ。この映画を見て、強く思った。人と人との出会いは、時間の流れの中にできる渦みたいなものだ。その渦によってできた流れの乱れは、時間の下流のどこかに再び渦をつくるが、いつ、どこに、どんな大きさの渦（つまり、誰かと誰かの出会い）を生じるのかは誰にも予想できない。こんなに高いスコアをつけたのは久しぶり。
