ヨミ

アネットのヨミのネタバレレビュー・内容・結末

アネット(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

わ、わからない……

瞬間瞬間で予測が裏切られ、それは予想を裏切る展開、というよりは「当然こう続くだろう」というのが全く違う動きが発生して混乱する、ということ。
ぼくにわかるのは相変わらずアダム・ドライバーはいい存在感だなあということくらいだった。あ、伴奏のひととても良かったです。

しかし常に圧倒された。なんだろう。音楽なのだろうか。
アネットが操り人形なのは非常にわかりやすいのだが、あの肌のやけに荒れた質感が気になった。ラストでの「変貌」ぶり。
「アンを責めるな」と言っていたが、良心共に「歩けたのね」とか、アネットを見ていなかった、ということからだろう(最後の「告発」も、アネットの成長に気付いていないことからでもあるし)。

謎が極めて多く、なにがわからないのかもわからないのだが、では無視していいものかと言えばそうではないと言える。非常に難しい映画だった。
ヨミ

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