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アネットのyukのネタバレレビュー・内容・結末

アネット(2021年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

音楽がスパークスという前情報だけで
ふらっと観に行ってきた。
最初の曲で、売店でビール買ってくれば良かったなと思った。
そしてその後も音楽を楽しむための映画なんだろうな〜と思ってたら、しっかりストーリーがあって、しかも重たい。
話がリアルで重くて、途中途中でミュージカルであることを忘れる。監督がレオス・カラックスだもんね。でも昔の作品より見やすい。
それは夫婦の愛や母の愛、父の愛など常に誰かの愛が軸として描かれてブレていなかったから話がわかりやすかったのかも。


確かに子供は親のマリオネットではないよ。
母は少し性に奔放だったかもしれないけど、憎むなら父親だけにして…
アネットが生まれてからおかしくなったというより、そもそもの気性の荒さが災いの元。かわいそうなアネット。。

船での寝かしつけのあたりで、母の愛に泣きました。
指揮者が指揮しながら告白するシーンが好き。
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