このレビューはネタバレを含みます
ものすごく面白かった(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
過去のヴァンパイア映画作品群に対するオマージュが溢れている。過去のヴァンパイア映画をたくさん観て知ってると物凄く楽しめる作品だった。いささかマニアック過ぎたから万人に受けないのは仕方ないな(笑)
何千年にも渡るヴァンパイア同士の確執に２人の刑事が巻き込まれる。
ヴァンパイア vs ヴァンパイア
正統派ブリスベン vs 革新派モルデロ
モルデロに妻を殺されたベテラン刑事ハリーが、モルデロからブリスベンに救出されたヴァンパイアのリディアと愛し合うようになり、ブリスベンの意思に背いてモルデロを滅ぼす為に頑張る話。
設定が面白い。
①ヴァンパイアの居住区域に警察は介入しない。
というか、そもそも警察は彼らをヴァンパイアだとは思っていない。ヤバい宗教団体の類いだと思っていたりする。
②正義のヴァンパイアが存在している。
③悪のヴァンパイアに妻を殺されたベテラン刑事ハリーが復讐心を燃やすとはいえ異常な強さをみせる。
④新米刑事ロイにはヴァンパイアの催眠術は効かない。
⑤ヴァンパイアの血は人間の傷も癒す。
⑥愛する女が死に直面した時や失望した時にヴァンパイアは血の涙を流す。
⑦血を定期的に取り入れなければヴァンパイアは乾上がって死んでしまう。
⑧銃で撃たれたヴァンパイアは一応怪我をする。が、死なない。
⑨棺に閉じ込められたヴァンパイアは何千年も生き続ける。
モルデロは真っ黒焦げになっても死んでなかったよね。
ブリスベンも生きてるし、リディアもロイも生きてるし、モルデロの印を受けたキャサリンも生きている。
せっかくハリーが頑張ったのに....,
