ぱみえ

善惡の刃のぱみえのネタバレレビュー・内容・結末

善惡の刃(2016年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

韓国で実際に起きた『イクサン事件』を基にしたフィクションです。

タクシー運転手の殺害事件が発生し、偶然、その場に居合わせた15歳の少年は 容疑者を見たと通報したにもかかわらず、バイクからナイフが出てきたことで 疑われ、すぐさま逮捕。

何故か 取調べは 警察でなく、ホテルの部屋で お手柄を狙うペク刑事ら3人に暴行され、嘘の自白を強要されてしまい、冤罪で10年間 服役したものの無実を訴えるヒョヌ、

ヒョヌの無実を願う母親の依頼で 弁護士のジュニョンは ヒョヌを訪ね、物的証拠に矛盾を感じ、冤罪であることを確信して 一度しか申請できない再審のために 二人で事件を見直し、奔走する。

ヒョヌのやるせない気持ち、再審申請の妨害を受けるジュニョンの憤り、母親の放心したような悲しみ、演技はとても良かったです。

証人つぶし工作の検事と同僚のドンフィ、

まだ15才のヒョヌに暴行して 強制自白させたペク刑事ら3人 は 逮捕されるべきだよ〜

実話なので よけい腹が立ってしょうがない。

思わず、感情移入したくなるような映画でした。
ぱみえ

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