このレビューはネタバレを含みます
韓国で実際に起きた『イクサン事件』を基にしたフィクションです。
タクシー運転手の殺害事件が発生し、偶然、その場に居合わせた15歳の少年は 容疑者を見たと通報したにもかかわらず、バイクからナイフが出てきたことで 疑われ、すぐさま逮捕。
何故か 取調べは 警察でなく、ホテルの部屋で お手柄を狙うペク刑事ら3人に暴行され、嘘の自白を強要されてしまい、冤罪で10年間 服役したものの無実を訴えるヒョヌ、
ヒョヌの無実を願う母親の依頼で 弁護士のジュニョンは ヒョヌを訪ね、物的証拠に矛盾を感じ、冤罪であることを確信して 一度しか申請できない再審のために 二人で事件を見直し、奔走する。
ヒョヌのやるせない気持ち、再審申請の妨害を受けるジュニョンの憤り、母親の放心したような悲しみ、演技はとても良かったです。
証人つぶし工作の検事と同僚のドンフィ、
まだ15才のヒョヌに暴行して 強制自白させたペク刑事ら3人 は 逮捕されるべきだよ〜
実話なので よけい腹が立ってしょうがない。
思わず、感情移入したくなるような映画でした。