本当は誰とも繋がっていなくても 繋がっていると思い込むことが出来る2018年という今。でもこの作品の1990年代の高校生たちはリアルに人と繋がるしか孤独を埋める術がなかったんだろう。
「愛されたい」という思いが過剰過ぎて自分で自分を追い込んでいくさまが見ていて切ない。
そして この時代の人達って愛=セックスって思っていてとても肉食…
最後のハルナのインタビューでの突然のマトモ感に若干 鼻白む、あれだけさんざんやっておいて…
エンディングで流れる小沢健二の『アルペジオ』で「いい映画だった」と思わされる不思議・・歌のちから。
若い役者さん達 みな素晴らしかったけれど特にカンナの森川葵 とても良かった。あまり色の無い役を見事にやっていましたね!