メキシコ人女性のオーラマリアは、ある日、好条件の働き口を見つけ、スペインのマドリッドに移住する決意をする。
しかしなけなしの金でマドリッドに着いたのもつかの間、彼女は求人も家も、帰りの飛行機ですら、すべて偽物だったことが分かる。
突如お先真っ暗になってしまったオーラマリアだったが、ふとしたことから地元の”有名人”マダム・ポーラの宿に身を寄せることになる。

個人的に前半は面白かったけど、後半はバタバタして結局マリアの過去に何があったのかとかがいまいち分からなかった…。
でも、マダムポーラの宿にいる人達クセは強いけどみんないい人達で私も友達になりたいと思った🤝

• #2021年s子が鑑賞したもの
• #2021年s子_5月
• #s子_2012年

好条件の職を斡旋されてメキシコからスペインに来たマリアだが、その話は全部偽物だった。僅かな手持ちしかない中、帰りの飛行機もなく途方に暮れ、マダムポーラのホテルに厄介になる。そこの住人たちと接するうちに、自分の過去に向き合い成長する話。

セリフや映像の端っこに散りばめられた伏線。2回観るとその伏線の数に驚き😳
メキシコの死者の日か〜🤭

伏線の1つに
チャイコフスキーの『1812年』
劣勢のロシアに攻め込んできたナポレオン率いるフランス軍を追い返したことをうたった序曲。

大好きなんですよね〜この曲！

前半浮かび上がる謎
マリアの過去に何があったのか？
ポーラの息子の存在？
が序曲にのってラスト10~15分で怒涛に回収されていく様は秀逸。

直接語られるでなく、セリフと映像で連想させるタイプなので難しい。2回観ないと私は理解できなかった…。一度腑に落ちるといい作品👍

人生立ち止まりたい人には刺さる名言がたくさんあるのでおすすめです。
私は立ち止まりたくない人なので
マダムポーラの哲学が好きですね笑
"経験はコレステロール。多ければ早く死ぬ"

• #2021水ログ
• #水_2012

メキシコからスペインへ。
いい働き口を見つけたマリアは家族を置いて、ひとり渡航を決める。
しかし予約されていたはずのホテル、働くはずだった職場、ましてや帰り用の飛行機も全部偽物。
キャンセルされていた事がわかる。
騙され、運のないマリア。
「明日はきっとうまくいく」

彼女が身を寄せたのは同じように祖国に帰れず、仕事もない移民たちが住まう宿。
楽しく暖かい人々と共に過ごしながら仕事を探すが、見つからない現状。
ある日、仲間の1人である調律師のオズワルドが、自身の楽譜を奪われた事を知った人々は、彼を指揮者としてオーケストラに立たせるべく、計画を立てる。
オーケストラと共に映し出される、物語の真実とは。

これをどう薦めるかって言われても困る様な、難解で、退屈で、多くの人が挫折する様な映画。
シュルレアリスムとは何ぞ？と言われたらやっとオススメできるかも。
でも最後まで観ると納得できたし、意味がわかるともう一周したくなる。
(いやでもしたくない)

現実の社会に超現実な物が同化する世界観故に、視聴者はそちらにばかり目がいってしまうと思うけど、
現実の社会＝スペインの移民や貧困の問題、加えて暴力や死など、様々な問題が取り上げられている作品。
オーケストラのシーンからやっと物語が熱くなる気もするけど、終わり方はよかったなあと思う。