ナユRA

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のナユRAのレビュー・感想・評価

4.0
原作で補完するきゃっない。
ほぼ同じキャストで10年に及ぶ長い歳月をかけ1つの作品を作り上げたのが感動。子役たちの成長の記録でもあり二度と作れない作品だわ。最後3人が並ぶ姿にジーンと来たね。
最後ってことで演者たちも気合入ってるっていうか喜びに満ちていると言うか、どの作品よりたくさんの気持ちが入ってるように感じた。伏線回収もできてたし、お疲れ様でした。おめでとう。て拍手したい気持ちになりました。

全体としての感想は、私の中で勇者物語は修行したり挫折したりして力をつけて最後にボスと一騎打ちってのがこびりついてて、最後までハリーが普通の子でみんなと協力してボスをやっつけるってのにどうも面白さを感じられなかった。
この普通の子ってのが子供からしたら自分と重ねられる点なのかもだけど。
特に大人に守られすぎてたかな。先生の助言、親の愛がでかすぎ。
それがなかったドラコの扱いよ。かわいそすぎ。でも、それがなくても1人メキメキと勇者になっていったのがネビルなんだよね。原作によるとネビルはもう一人の予言の子らしい。それを知った時、めっちゃおもろ!!!て思った。

あと、魔法そのものが曖昧でしっくりこなかった。死の呪文は不意打ちつくスタイルなんかとか。使い手と杖の強さの関係性とか。そもそも魔法が使えるようになるってどういうこと?とか。たぶん自分がスター・ウォーズ脳だからハマれなかったんだと思う。

色々見落としもあるだろうけど、映画だけじゃ不明な部分があったので原作を読みたいと思いました。
そう思えたことと、こんなに長文を書けてるぐらいだから、ハリポタは楽しいメディアなんだと思います✌

でも、映画としては画面暗すぎたんは見るのきつかったけどねえ。


おしまい。
ナユRA

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