働け吉田

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2の働け吉田のレビュー・感想・評価

4.2
年始から始めたハリポタマラソン(炎のゴブレット以降初見)もこれで最後。ラストを映画館で観れてよかった!
途中まではほぼ満点の出来。ハリーの友人たちだけでなく先生たちも含めてずっと出てるメンバーの活躍が見られてよかった。特に脳筋パワー系マクゴナガル先生は必見。エンドゲームとかスカイウォーカーの夜明けとか映画じゃないけどONE PIECEの戦争編とか最後にお互いの戦力が勢揃いしてぶつかり合うの男の子はみんな大好きだから最高だった。敵側にもキャラが立ってる奴がもう何人かいたら良かったね。関係ないけど指揮者みたいな小っちゃい先生も頑張ってて萌えた。
ただその辺までは良かったんだけど、ネビルが急に演説を始めたところで一気に冷めてしまった…そのポジションをネビルに担わせるのは別に良いんだけど、セリフが臭すぎてちょっと萎えた。吹替の演技の問題もあるかな?
あとマルフォイは最後にヴォルデモートを裏切ってハリーを助けるみたいな胸アツ展開を期待したけど結局ヴォルデモート側について最後を見届けるわけでもなくお父さんとお母さんと帰っちゃってこれも萎えた。前作でハリーを庇った?ようなシーンもあったけど結局最後までただのヘタレ野郎だったのは残念。19年後にもチラッと出てきたけどいらんよキミ。
あとはヴォルデモートがやっぱり小物すぎてね…悪のカリスマ感がもうちょっと欲しかった。今さらだけどヴィジュアルもキモすぎる。ニワトコの杖の所有者のルールもなんでスネイプじゃなかったのかがよく分かんなくて勝てた理由が腑に落ちかなかった。前作で大風呂敷を広げた三種の神器的なやつも杖はキーアイテムになったけどあとの2つは何の役にも立ってなくて相変わらず伏線投げっぱなしだな〜と思った。
何か文句の方が多くなったけどスネイプの愛みたいなところは感動したし(逆にお父さんがただのクソ野郎な。最後甦りの石でみんなの霊が出てきた時もハリーに軽くシカトされてた)、ダンブルドアただのクソじゃん!って一瞬思ったけど黄泉の国みたいなところでのハリーとの最期のやり取りはなかなか良かったし、ちょっと避けてたハリポタマラソンにチャレンジして良かった!って思えるラストでした。エンドロールでのメインテーマはずっと鳥肌立ってた。ちゃんもカタルシスを得られたね。
早くスタジオツアー行きたい
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