カッチェ

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のカッチェのレビュー・感想・評価

4.0
感想①「これが、最後。」
キャッチコピーのように、本当にこれが物語の最後です。ずっと劇場で観て来た人にとっては、胸いっぱいのラストだったと思います。また、ヴォルデモートとの直接対決が描かれる今作は戦闘がとても多く、悲しくて涙が溢れるシーンも多かった。長い間ずっと愛されてきたシリーズのラストなだけに、全員集合とばかりに多くの登場人物が出てきてワクワクしました。

感想②「子供たちが成長していく過程が丁寧に綴られてる」
全8作、10年間。これだけ長く丁寧に子供たちの成長が見れる映画って他にはない気がします。最初の方は本当に子供だった彼ら。演じている彼らがどんな成長をしていくのか、オーディションを担当していた人たちも当時は想像できなかったでしょうね。映画が始まった当初は原作と役者のイメージが違うと原作ファンからの声もあったらしいですけど、シリーズが終わった今、その声を上げる人はいないのでは。

感想③「ロンとハーマイオニー」
ロンがハーマイオニーを愛しく思い、ハーマイオニーがロンの魅力を改めて感じ取るようなシーンが多くありました。映画が終わったあと、本当に胸がいっぱいになりました。

原作者さんが完結したあとのインタビューでハリーとハーマイオニーをくっつけるべきだったとか、それを聞いたからなのかロン役のルパートがインタビューでロン&ハーマイオニーについて寂しいことを言ったりちょっと残念。原作未読の私にとって、映画のハリポタシリーズは間違いなくずっとロンとハーマイオニーに運命感じてましたよ。ベストカップルです。
カッチェ

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