映画漬廃人伊波興一

ピンクの映画漬廃人伊波興一のレビュー・感想・評価

ピンク(2016年製作の映画)
3.7
猖獗(しょうけつ)をきわめるトラウマに囚われず、生動する状況の中で、登場人物がその条件と戦いながら自分の可能性を押し広げていくさまが画面に活写されてこそ私たちは共感し、その共感を通じて作品が自分の足で地に立ち、文化や社会に共有されていく。
久々にそんなことを感じました。