犯した罪は消すことができない。
どんなに、変わろうとしても。
たとえ変われたとしても。
母親を亡くしたばかりの少年と一人の男の、かりそめの陽だまり。
物語冒頭の言葉が、終始脳裏から離れない。
少年と男の旅路は、決して微笑ましいものではない。ましてや許されることでもない。
だが、男は変わりたかったのだろう。
でもそれは、誰かが変えてくれるものではない。
少年にとって彼と過ごした時間は、母親を亡くした喪失感と孤独を埋められたのだろうか。
少年からは理解し難い、男の思いは届いたのだろうか。
物語は、既視感強め。そのせいもあり、感動するポイントもインパクトに欠ける印象。
どうしても感動が沸点に到達しない。
あと、ド頭に意味有りげな言葉を出してこられると8割展開が読めてしまう…。
それも策略なのか?そうなの…?そういう見せ方多いかぁ…?多いけど。
今回はハマらず。
僕には、男が葛藤している様には感じることができず…
"自業自得やん"の6文字しか残らない。
cast(役者·キャラ) 3.5
story(物語) 2.5
architecture(構成) 2.5
Picture(映像) 2.5
acoustic (音) 2.5
22-118