emily

ジョシーとさよならの週末のemilyのレビュー・感想・評価

ジョシーとさよならの週末(2016年製作の映画)
3.0
ジョシーは自身の誕生日に婚約者に自殺されてしまい、心に大きな傷を追う。その四ヶ月後、結婚は無くなったが、独身最後の夜を楽しむパーティーに友人たちを集める。みんなはジョシーを慰めようとするが。。

友人四人、いろんな人がいて、それぞれに抱えているものがある。慰めようと空回りするものや、自分のことしか見えてない者、それでも友人たちが集まりはしゃぐだけで、心が穏やかになれたりするものだ。具体的な言葉ではない、それぞれやりたいように楽しみ、わらって、挙句には婚約者の両親が乗り込んで来て、ジョシーを責め立てる。しかしその屈託のない態度が、逆に彼の心を開くのだ。腫れ物に触るような態度ではなく、いつもと変わらない友人たちの姿に、やっと張詰めて来たものが解き放たれる。週末に友人たちが集まってはしゃいだだけ。しかしそれがジョシーには大きな意味をもたらす。欲しいのは慰めの言葉ではない。いつもと変わらずそこにいてくれること。
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