真魚八重子

パイロマニアック 炎の中の獣の真魚八重子のレビュー・感想・評価

3.0
地味で良かった。説明がましいこともなく、放火魔で自分で燃やしておきながら、消火を手伝う青年を淡々と描いていく。消防士の父親や、特に母親は息子の怪しい挙動に気付いて、信じたくないと怯えて過ごす。
放火するとき、ガソリンをまいて火を投げ込む。とある家では絶叫が起こり、さすがに主人公もその反応には不快感を示す。あと、ワンカット内で、後ろで母親が見ているのに気付かずに、放火してしまうシーンの炎は見事だった。
真魚八重子

真魚八重子