櫻イミト

コケティッシュな女の櫻イミトのレビュー・感想・評価

コケティッシュな女(1955年製作の映画)
3.5
本日、ゴダール監督の訃報を聞いて。

ゴダール監督の2本目で、初の劇映画(短編)。脚本・撮影も本人(当時24歳)。ジュネーブでロケ。

16㎜カメラとのことだが、学生の撮った8㎜映画のような不安定な画(それが非常に瑞々しい)。街中での即興演出であり狙いもハッキリと伝わってくる。すでに”ゴダール映画”であることに驚く。

好奇心の強い女性が主人公で、ロメール監督作品のような印象も。
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