あらすじみて不思議系恋愛物語ね、見てみるか！と思って見たら思った以上に不思議というか不可思議というか、、ただただオジサンが若い女への欲求を隠せず当たり散らかしてるだけだったからとても残念。
飄々淡々としていて、常に人との関係を一定以上進めようとしないくせに人を簡単に見た目や言動で見下す典型的なオジサンで例え夢が奇跡的に一致してもこんなオジサンとは何も起こらないし絶対に起こらせない。
食肉加工の現場がガッツリ映るし想像以上にオートマチックなんだなって思った、でもただでさえ気が狂いそうなのにあれ以上人の手でやろうとすればさらに気が狂いそうで美味しい食肉を享受されてる身だけど、改めてこういう現場をみて如何に自分が綺麗に加工された物をずっと見てきたかがわかった。使い回された言葉しか出てこないけど、生命を頂くってこういう事かと感じたので正直この映画恋愛映画というより...になっちゃった。だって只管にオジサンがキモかったんだもん。こわい。まだ下心ありまーす！くらいの若い男が寄ってくる方が分かりやすくて安心する(嫌だけど)
きっとこの男女はそのうちにっちもさっちも行かなくてなって別れると思う。夢と現実ってそういうものなんじゃない？
唯一好きだったのは、清掃員？のおばあちゃんの｢着飾るよりも姿勢｣って言葉
性格が顔に出るのと一緒でそういう事なんだろうな...CDショップでの店員とのやりとりも結構好きだったな。
とにかくオジサンが出ていなくて、女性だけの場面は割と好きだったかな
全体の雰囲気はすごく好みだけど、ちょっと苦手な部類ではあった。
