2014年から始めたこのFilmarks。
初期にフォロー、フォロワーになった無茶苦茶レビューの上手な「TAKA」さんしか自分のフォロワーさんのレビューがなかった本作。
障害者というのもちょっと違う。
言葉にすると「暴力」的に聞こえてしまいそうな「奇形」として生まれた人たちの生きずらい世の中でも生きていこうとする映画。
スペイン初のかなり踏み込みすぎて一周回って謎だらけのそんな映画。
肛門が口に、口が肛門にある女性。
瞼ごと存在しない目のない女性。
右半分の顔がただれ落ちてしまっている女性。
など、ギョッとしてしまう様な容姿の女性や男性達の生きづらさ、理解しようとする人たちの話。
パープルやピンクに統一された映像はポップな印象を与えるも、ギョッとする様な容姿を調和している。
中でも、てぃんこもおっぱいもモザイクもなく描写されるので、違う意味でもギョッとしてしまった。
差別的に感じる人もいる中、そういう人しか興味を示すことが出来ない男性や、見向きもされなかった健常者の女性が不自由な人と恋人同士になったりと、最後はほっこりさえする。
どういうメッセージを伝える映画なのかは理解できなかったけど、なんともすごい映画だった。
てぃんことかモロに(遠目ですが)映るのでご注意を。笑
