コタロヲ

ザ・フォーリナー/復讐者のコタロヲのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画館で鑑賞

約2年前から待ちに待った今作品。

ある種の“ケジメ”を付けるために、写真・記事を燃やし“報復”を誓うが、決して精算されるものでは無い。

怒りや憎しみ、「何も守れなかった」という無力感に襲われた事でしょう。けれど、それらを越える程のクァンなりの最後の“優しさ”があったと、自分は思います。

悔しさや情けなさ・恥ずかしさなど、「怒り」の前には必ず何かがあり、唐突に「怒り」が生まれることは無く、独走することも無い。
だからこそ苦しく、身にこべりつく。

この「怒り」が、「正義感」へと変化しなかったことが、この作品内の数少ない“救い”だったと思います。

「敵」というものが明確で無いのは、皆「罪悪感」が無いに等しいからなのかなと思いました。

やっぱりジャッキーを見ると、無条件に感動します。
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