チネマット通信

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのチネマット通信のレビュー・感想・評価

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🔴 ZOOM会課題映画 🔴
 
🎁こんな人にお薦め

・沁みるドラマが好きな人
・役者の演技を堪能したい人
・絵が好きな人
・事実を基にした映画が好きな人
・自分は何かが欠けていると感じたことがある人
・男性のギャップに弱い人


👍お薦めポイント

カナダで最も有名な画家の真実の物語。
とにかく主演二人の演技が凄まじいです。

病気を患うモードを演じるサリー・ホーキンスは本人と表情がそっくり。
とても思慮深い彼女に沢山のことを気付かされます。
そんなモードによって変わっていく
短期で気難しいエベレットを演じるのはイーサン・ホーク。
最初はとても怖いしエベレットに対して
酷い接し方もするのですが
一緒に暮らしてお互いが大事になってからは
彼なりの優しさにやられます。
ある意味最強のツンデレムービーです笑
特に“網戸”のシーンは悶絶します。

社会から見たら歪な二人は
なんて美しい愛の形を描いたのだろう。

モードが描く絵、
モードが窓越しに観る世界が
自分の瞳にはどう映るのか。
是非確かめてみて下さい。


📝印象的な台詞

“人って自分と違う人を嫌うみたい”

“一組の古い靴下みたいね”

“命の輝きがひとつのフレームに そこにあるの”


😊投稿者  ゆきえ @mizusawayukie