冒頭のデトロイトの歴史アニメーションからこんなに重苦しい作品になるとは…
最初から最後まで納得のいかないシーンが多く(事実に基づく訳だから仕方ない)晴れ晴れする事は無いがずっしりと心にのしかかる作品だ。
ここに出てくる悪徳警官には、ただただ嫌悪しかなく救いようがない。
決めつけでの判断が酷く、なぜこんなになっちまったんだと言いたくなるくらい…
実に怖く嫌悪感しかない演技をする若手Wポールター。
この俳優が大嫌いになってしまうような熱演を見せる。
演じてて嫌になりそうだけど、最後までしっかりクソ野郎を演じてて感嘆。
事実に基づくのだから仕方ないとは言え、ボイエガ!もう少し何とかしろや。
お前しかいないだろって絶対なります!
しかしボイエガ…何だかデンゼル先生に見えてくるのが不思議。
将来は名優間違いなしなのかな。
釈然のした終わり方じゃないけど、見て損はない作品。