ワンダーウーマンの生みの親にして嘘発見機の発明者でもあるマーストン教授の伝記映画。
波瀾万丈で当時としては先進的過ぎる生き方なので単純に物語として面白い。
映画内での「ワンダーウーマン」の登場シーンは、ベクトルが違うものの、ザック・スナイダーの映画にも引けを取らない神々しさ。
教授の研究テーマは表面的にはSMという単語で一括りにされてしまいそうな内容だけど、最終的には女性によって平和を実現するという壮大な夢のような目的があり感動したし教授のことが大好きになった。
心理学教授だったマーストンがコミックに携わった目的はこの映画で初めて知った。
腕輪や透明飛行機などに至るまでが現実の生活から反映されたものだとわかり、単なるコミックではなく、教授の人生そのものなんだろうなと思った。
