花とみつばち

冬構えの花とみつばちのレビュー・感想・評価

冬構え(1985年製作の映画)
3.5
人間の老いや人生の終盤を考える作品。
年老いた男性 ( 笠智衆 )が旅館の仲居 ( 岸本加世子 )にチップとして万札を数枚渡す。
仲居と旅館の板前 ( 金田賢一 ) はその老人に始めは一緒に独立して店をだす資金を老人に出してもらう為に興味を抱くが…
その老人は旅先で出会った老婦人を誘って旅館で一泊する。
そして更に旧友を尋ねるが、病院で夫婦共に入院している姿を見る。

次第に老人の真意が明確となりだす。

自身の終盤をどう生きるべきか。
老人は死を意識するが、答えは出ない。
ドラマも答えの無いままに終わる。
花とみつばち

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