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グッバイ・ゴダール!のウニのネタバレレビュー・内容・結末

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

アーティストの創作意欲を掻き立てるミューズ、インテリと子猫ちゃん。最高に好きな設定。

しかし、当時の知識層でかっこいいとされてたのか?全てを全否定思想ゴダールさんのこじらせ具合が萌えざるを得なかった。否定に否定、さらに否定を重ねるのがデフォルト。モラル的に炎上必須発言をしようとも、反対の賛成は反対なのだー的わけわかめカオスロジックを繰り広げて、なんとなく頭が良すぎてついていけないこっちがすいません、と思わせる威風堂々さが60年代反体制萌えでした。あとデモとか投石とか、さすがフランス革命起こしただけあるわーと変な納得の視線で鑑賞。
それから、革命の原動力は、当時のいけてる感であったことが確認できてよかったです。

最後エンドロール直前のゴダールさんのバックに流れていた曲がうっとりさせる魅惑の曲で、瞬時にゴダール許す!むしろ最高!と多幸感領域にもっていかれたので、わからなくてもいい!と納得しました。

前半かなり寝てしまいましたが、中盤からのポロリシーンで目が覚めてよかったです。
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