このレビューはネタバレを含みます
"グッバイ・ゴダール"(2017)
この映画はStacy Martinに尽きる
ゴダールとアンヌの日々を描くなかで、革命に傾倒からの思想偏向・思想先鋭がみられていく
関係に陰りが見えてしまっても、どうもシリアスではない雰囲気で描かれる
なぜか終始コミカル
車内のシーン言い合ったあとに
みんな寝てるのはほのぼのし過ぎていた
アンヌも最初はゴダールには後光が差して素敵な人だと思ったものの
ゴダールが段々とどうしようもないヒトだと気づくとこ辺りはリアリティある
ソレを表すのが目の動きや表情だけだからより冷めていくのを感じ取れる
一方でヌードシーン・セックスシーンも描かれてるけど
「正直コレいるのかな?」と思う
アンヌとゴダールにセックスにまつわるエピソードが過去にあったなら組み込む必要があるけど
あんまりそういった様相でもなく
男性に向けたサービスショットなのかな
ポップでカラフルな雰囲気をまとってる映画で気軽に見られる作品