このレビューはネタバレを含みます
この事件のことは何となく知ってた。
塔の上でライフルを撃った人がいる、くらい。
ドキュメンタリータッチ。
被害者やそこにいた警官、記者などの言動が主。
なんて辛いんだと思った。
被害者の心の傷があまりにも深い。想像出来ない程に深い。
あの日まで仲良く一緒にいたのに、それから50年会ってなかった。
あの日、助けた人に今まで会うことがなかった。
あの日、寄り添ってくれた人とあれから1度しか会ってないまま。
など。
それ程までに、深く傷付いた。傷付いてる、今も。
そう思う。
あの時、臆病者と言われる行動をした人を誰が責めれるだろう。
勇敢な行動をした人すら、もっと出来ることがあったと後悔していた。
何度も泣いてしまう。
なんて辛いんだ。
アニメーションと当時の映像や証言と音楽が絶妙に絡み合って飽きることなく観れた。
ドビュッシーの曲が綺麗でとても悲しい。
