コテコテの恋愛もんじゃん。
人間とAIという事を除けばね
自分のことを人間だと思っていた人造人間ことシンセが、その開発者と恋に落ちるというお話。
シンセのレア・セドゥと、開発者ユアン・マクレガー、というふたりの組み合わせだけが魅力の映画。
シンセとしての葛藤が、もっと恋愛以外にも向けられていたらよかったのに。
もうひとりのシンセであるアッシュがシンセとしての虚しさ、存在意義や価値に悩むものの、結局もっと深み増すことなく終わってしまった。
スタイリッシュな映像に反して、ストーリーはもうコテコテすぎて見てらんない。
開発者の元妻の台詞にも、奥行きを感じられない。
結局シンセが感情によって、より人間に近い機能を獲得するっていうのはありえないし、あったとしたらあまりに怖すぎる。