たま

ホンモノの気持ちのたまのレビュー・感想・評価

ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)
2.0
コテコテの恋愛もんじゃん。
人間とAIという事を除けばね

自分のことを人間だと思っていた人造人間ことシンセが、その開発者と恋に落ちるというお話。

シンセのレア・セドゥと、開発者ユアン・マクレガー、というふたりの組み合わせだけが魅力の映画。

シンセとしての葛藤が、もっと恋愛以外にも向けられていたらよかったのに。
もうひとりのシンセであるアッシュがシンセとしての虚しさ、存在意義や価値に悩むものの、結局もっと深み増すことなく終わってしまった。

スタイリッシュな映像に反して、ストーリーはもうコテコテすぎて見てらんない。

開発者の元妻の台詞にも、奥行きを感じられない。

結局シンセが感情によって、より人間に近い機能を獲得するっていうのはありえないし、あったとしたらあまりに怖すぎる。
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