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I AM ヒース・レジャー
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『I AM ヒース・レジャー』に投稿された感想・評価

2008年に亡くなられた俳優ヒース・レジャーのドキュメンタリー。数作ですが出演作は観ていて彼の名は知っていたので、亡くなったと聞いて当時は結構驚きました。

友人や家族、関係者へのインタビューや、ヒース本人による自撮りのプライベート映像など未公開の秘蔵映像も豊富なのでファンの方は必見ですね。初めて彼を知る方にもオススメです。
プライベートでの飾らない笑顔が格好良く素敵です。

28歳…。天性の才を持った方は何故旅立つのが早いのでしょう。
スターチャンネルで特別に放送してくれたので念願の鑑賞!

ヒースが亡くなって今年で10年。私が映画にハマりだしたのが大体2003年なのですが、ちょうどその頃ヒースは日本でも人気が出始めていて、この数年後には『ブロークバック・マウンテン』『アイム・ノット・ゼア』など話題作に次々と出演した時期。そんな風にごく当たり前にスクリーンや映画雑誌で目にしていた彼が亡くなったときのこと、今も鮮明に覚えています。信じられずに母に見せてもらった新聞の訃報欄、思い出しただけで目頭が熱くなります。

本作では膨大な量の彼の写真が紹介されます。登場するアーカイブの中の彼は本当に生き生きしていて、もうこの世にいないことが今も本当に信じられません。
28年という短すぎる生涯を彼の友人、仕事の関係者、そしてナオミ・ワッツを含む元恋人たちまでが登場して紐解いていきます。とにかく彼らのインタビューが秀逸で、エピソードの1つ1つが貴重なものばかり。いかにヒースが愛されていたか痛感しました。特にヒースの友人だったベン・ハーパーやジャイモン・フンスゥの涙はグッと来たなぁ...。
本作を観た上で、率直に彼に対して抱いた感想は、とにかくエネルギーが漲っていた男性だったんだなということ。演技、アート、音楽、写真、チェス。多趣味で何事にも天才的なセンスを発揮していたヒースは、寝る間も惜しんでその有り余ったエネルギーをストイックに放出していたようです。
その一方で、ネガティブな思考も抱きがちだったようで、自信を失くしてはふさぎ込んでいたのだとか。常にパーティをしたり、自宅に仲間を寝泊まりさせていたりしたのも、そんな孤独を紛らわせるためだったのでしょうか。

仕事、夢、現実、家族...考えることがあまりに多すぎて、心も体もフル稼動してしまいがちな方だったのかもしれません。
でも、『ダークナイト』の撮影現場での話や、友人たちとの映画撮影の話など、雑誌のゴシップ欄では決して分からないことをヒースの愛した人たちが心を込めて話してくれる姿を通して、短い人生だったかもしれないけれど彼が幸せな日々を過ごせたということはきっと事実なんだろうなと確信が持てました。
もっともっとその才能を発揮して欲しかったし、活躍が見たかったと悔しい思いでいっぱいですが、彼の遺してくれた名演技は永遠に私たちの心に刻まれていきます。
細部まで丁寧に作り上げられた構成に思わず唸る、素晴らしいドキュメンタリーでした。もう彼はこの世にいないけれど、もう一度ヒース・レジャーという俳優の内面を少し垣間見た気がして幸せです。

本作の鑑賞を通して、1つの気づきを得ました。
メディアが報道した彼の死の真相はどこからどこまでが本物か分からないし、勝手な憶測をするのも憚られますが、彼の遺族が「息子の死を世間と共有するのが一番辛かった」と話す部分があって、胸が締め付けられました。若い息子の死を全世界が知っていて、次から次へと勝手な情報が飛び交う状況...。本当に想像を絶します。
ひとりの映画ファンとして、今後様々なニュースやゴシップを目にした時に、そのまま鵜呑みにしたり、何も知らずに意見を述べるのではなく、冷静にそれを受け止めるように意識しようと思えるきっかけをいただいた気がしました。
NYoLo

NYoLoの感想・評価

5.0
1年以上前に購入していたものの、リージョン コードが北米なので我が家では観ることができない、と、ずっと飾り物状態だったヒース・レジャーのドキュメンタリー。特殊な機械がないと絶対に無理と信じて温め続けていましたが、旦那が「プレステ4は夢のマシンやで」と言うので改めて調べたら、DVDはダメだけどBlu-rayは読めるというじゃあないか!
(言い訳になりますが、ちゃんとググったんですよ(TT))

なんだと?答えはすぐそこにあったというのか。
(ご関係者に深くお詫び申し上げます。その節はご迷惑をおかけしました。)




字幕がないのでリスニング力総動員で鑑賞しました。こんなに耳に集中して観た映画は、同じくヒースのtwo hands以来ではないかと。

2008年1月22日に、彼は28という若さでこの世を去ってしまいました。私は彼が活躍していた時代の殆どを、子育てと仕事でバタバタと過ごしていたため、彼の活躍を知ったのは亡くなった直後でした。もし、もっと早くに好きになっていたら11年前の1月22日を乗り越えられたのだろうか。

このドキュメンタリーでは、家族、親友、仕事仲間、スティディな付き合いをした何人かの恋人たちが、彼が普段どんな人だったのかを語ってくれています。とてもオープンで、エネルギッシュで、常に学び、俳優であると同時にアーティストで、ミュージシャンでもあって、いつも何ができるかを考えていた、そんな類稀なる才能の持ち主だったんですね。

カメラが好きで、いろんなことにトライしていたヒース。彼自身を撮影した映像もたくさん残っていて、見てたら彼がまだどこかにいるような気持ちになりました。

本当に初期の作品以外は全部鑑賞済みだから、もう、本当にもう、これ以上新しい彼を見ることはないのだ、と、悲しい気持ちにもなったけれど、何事にも全力を出しきり、やりたいことをやり、生き抜いたのではないかとも思えて、何て言ったらふさわしいか分かりませんが、胸いっぱいに息を吸い込めたような気持ちになれました。


いつかあの、チェス盤を模した石像がそばにある、あの公園に行きたい。

いつまでも、私の不動の1番。

ありがとう。

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