ギュン

26年のギュンのレビュー・感想・評価

26年(2012年製作の映画)
4.0
1987を鑑賞済みだったので冒頭のアニメからすんなり入ることができました

元大統領閣下がふてぶてしいですね
まったく反省してないするつもりもない。
講演会でひざまずく客人達を満足そうに見下ろすへの字口ヅラがもうイラッとさせる
26周年記念の記事が掲載された新聞に足を乗せて爪を研いだり…
現実の閣下は今も生き延びているわけだから暗殺は失敗したんですよね…無念ですが納得のラスト。
でもチングさんがブン殴って蹴りまで入れてくれたので多少は溜飲を下げることができましたよ☺️

初めてのハンヘジンだったのですが誰かに似てるなぁと思ってたら土屋太鳳でした!
そして出た〜イギョンヨンさん。遺族達を集め復讐に人生を賭ける警備会社の会長。
インサイダーズでのアルバトロスはいったん忘れます!いったん!

クライマックス若者達が盾を持った警察と乱闘になる場面は民主化闘争の再現のように見えました。必要以上に痛めつけるカットもありやはり1987を思い出しますね
最後、走り去る車列を見つめる若者に制作者の想いが込められているように感じました。
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