フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの同名小説の映画化は全部で10本以上あるみたい🤔
2012年ミュージカル版を劇場鑑賞して感動🥺したが、古い作品も少しづつ観て行きたいと思っていたところ、こちらはマルコヴィッチ様がジャヴェール警部を演じているので180分にトライしました❗️
本国フランスで本来は8時間ある仏語版TVドラマを、英語版として短く撮り直したもの。同じ場面を仏語と英語で並行して撮影したらしい。マルコヴィッチ様はフランス語もイケるんです！知的で素敵🤩
非常に複雑な話を現代人が観て理解し易くしてあると感じました。
ジェラール・ドパルデューVSジョン・マルコヴィッチ
クセ対決😁はとても良かったです👏
ジャン・ヴァルジャン（ジェラール・ドパルデュー）は人間味がよい塩梅に描かれている。最後まで大いに苦悩するが、コゼットに抱く愛はかなり恋愛感情に近いものを出していて、マリユスとの確執もとても理解し易かった。
ジャヴェール警部（ジョン・マルコヴィッチ）は生真面目な性格で、法と役職から執拗にヴァルジャンを追うが、信念に基づいた行動をしているだけ。長い年月を掛けるうちに2人には友情にも近い感情が生まれるようになっていく。非常に魅力的でした✨
結局、ジャヴェールは自分の手でヴァルジャンを捕えることは出来ないと判断し、自分に負けたとして入水自殺する。
実は特典映像でドパルデューが語っていたが、マルコヴィッチ様はビレ・アウグスト監督版（1998）の出演依頼を断っていたらしく、この作品は特別に長い時間を掛けて丁寧な作品に仕上げるから、他の作品とは違うものになると、ドパルデューが強く推したことで出演が決まったらしい。
こうなったら、リーアム・ニーソン&ジェフリー・ラッシュ対決も絶対に観たい❗️
ゆっくり腰を据えての歴史大作は見応えあって面白かったです✨
