普通の映画として鑑賞するには、ちょっと難解というか、なんというか。
日々を懸命に生きる市井の人々。
夫婦生活の中で、不満を押し殺しながらもやり過ごす。
そんな、言葉にすると鬱屈とした感じになりますが、普通の人々が主人公。
毎日の鬱憤があってなんとかやっていくのですが、ふとしたきっかけで、純粋な快楽を得る。それによって、もたらされたのは何か?
何ももたらさない。
ってのが正解なんだろうか。
そもそも正解があるのか。
純粋な快楽は時には凶暴になる。
純粋なってなんた?と、ハテナハテナがきらめきましたが。
1つのことに耽溺し過ぎることへの警鐘なのかも。
そして謎の科学者夫妻。彼らが死んでしまったら、後はどうなるんだろうそして、匿うことの意義も不明。