かわとも

触手のかわとものレビュー・感想・評価

触手(2016年製作の映画)
2.8
普通の映画として鑑賞するには、ちょっと難解というか、なんというか。

日々を懸命に生きる市井の人々。

夫婦生活の中で、不満を押し殺しながらもやり過ごす。
そんな、言葉にすると鬱屈とした感じになりますが、普通の人々が主人公。

毎日の鬱憤があってなんとかやっていくのですが、ふとしたきっかけで、純粋な快楽を得る。それによって、もたらされたのは何か?

何ももたらさない。

ってのが正解なんだろうか。

そもそも正解があるのか。

純粋な快楽は時には凶暴になる。
純粋なってなんた?と、ハテナハテナがきらめきましたが。

1つのことに耽溺し過ぎることへの警鐘なのかも。

そして謎の科学者夫妻。彼らが死んでしまったら、後はどうなるんだろうそして、匿うことの意義も不明。
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