しゅん

ヤンママ愚連隊のしゅんのレビュー・感想・評価

ヤンママ愚連隊(1997年製作の映画)
3.7
家出少女ナナが立派なヤンママへと成長していく三部作
パート2とパート3がフィルマに登録してないからまとめてレビューしまーす。

パート1
一人ぼっちだったナナ(小沢まどか)が最愛の旦那 拓(やべきょうすけ)と出会い、仲間を見つけ成長するお話

世の中の少数派の人たちがワイワイやってる感じが楽しそう。

あと敵対するレディースの総長 紅夜叉がマジ強そう。
★3.5

パート2
待望のベビー誕生

前作で逮捕されてしまった拓が出所するとこからのお話。

生まれてくる子供と待っていたナナに苦労はかけまいとカタギになることを決意した拓だが就職した会社はまさかの、、、

一方ストリッパーとなっていたナナの姉貴分キョウコもヒモになってしまった旦那に悩む日々を送っていた。

半端モンが一人前の男に成長する姿を支える女のお話やね。
「出てこい!ガキー!」のセリフで生まれる壮絶な出産シーンは笑って泣ける名シーン

そして謎のスリ女子高生 小巻の存在
前作で漂ってたバブル臭がだいぶ抜けて小沢まどかが可愛い
★4.0

パート3
前作で壮絶な死を遂げた拓
時は流れて5歳となった娘を育てるため小巻と共にトラックの運転手となり忙しい日々を過ごすナナ。
積み荷の中から不法滞在者を見つけたことから事件に巻き込まれるのだった。

壮大なラストを迎えたんだけどなんだか腑に落ちない、好きだった漫画の連載打ち切りの時のような終わり方。
★3.3

持ち前の明るさとヤンママ任侠道で世知辛い世の中を切り抜けていく主人公ナナが魅力的でした。
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