映画初心者

恐竜ガーティの映画初心者のレビュー・感想・評価

恐竜ガーティ(1914年製作の映画)
3.6
アニメ史においても重要度がかなり高い作品。ウィンザー・マッケイによる短編無声アニメ。

まず、作品として思いのほか楽しめてしまった。実写パートとアニメパートに分かれます。アニメの存在しないものを動かすという特性を活かした話。恐竜がお辞儀をしたりして飼いならされている感が良い。しかも、そのアニメーションが平面的に動くのではなく、奥行きがしっかりあり、奥から前へ動かすことを平気でしていてクオリティ高いです。

アニメパート以外も面白いんですよね。実写パートで、大量の絵を持っていく時に、あたふたして転げ落ちる一連はコミカルで良い。

無声作品特有の字幕も、結構間をあけてくれるので、英語が得意でない自分も安心して読めました。
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