コッドハウン児童養護施設で起きた事件を基に作られた作品。
エリックとエルマーは母親の病気が原因でこの施設に預けられることになる。しかしそこは、まるで自我を崩壊させられる様な過酷な施設であった。そこに追い討ちをかける様な出来事の数々。
しかしエリックもエルマーも未来を見失っていなかった。エリックはいい子でいる事に徹する。エルマーは宇宙飛行士を夢見て乗り切っていた。
教育とは何なんだろう。体罰を通して、子供をいい方向に導こうとするのは間違っている。そもそもその先に子供達の笑顔はあるのか。ただの大人のエゴでしかない。観ているだけで辛かった。
ただ、一つ言える事はどんな過酷な状況にあっても未来を見失う事なくやり切った先には、きっといい日が待っているんだ。
