ギレルモ・デル・トロ監督作品、初鑑賞
声帯を失い喋れない女性が、仕事場で出会う半魚人との物語。
大人のダークファンタジー🧜
半魚人と人間の女性が恋に落ちるってあり得るの?と思うんだけど、この映画を観てたら不思議と納得いくというか自然と受け入れられるものだった。
むしろ素敵って思えるくらい🥹
恐らく主人公のイライザがとても純粋で美しい心の持ち主に描かれているからだろう。
イライザを演じた女優さん、決して美人さんとは言えないのかもしれないけど物語が進むにつれどんどん魅力が増してとてもチャーミングな姿に心を奪われた✨
逆に一般的に美人と言われるような女優さんがキャスティングされていたら、この映画は成功してなかったかもと思える。
半魚人も最初は恐ろしい姿に見えたがだんだんアリと思えてくるから不思議🤭
同僚の黒人女性も隣人の初老の男性もとても優しく良い人達。
それってきっとイライザが親切で優しいから。
60年代が舞台で、建物、車、衣装
出てくるもの全てオシャレで美しい✨
この時代色濃く残っている人種差別、職業差別、LGBTも描かれている。
ファンタジーにハマらなくなって悲しいと思っていた今日この頃、この映画はハマりました✨
以前観た『ウォームボディ』という人間とゾンビの恋物語の映画でも思ったのだが、人間同士よりも異種族の恋愛にグッとくるものがある。
多分何回読んだか分からないほど読んでた少女漫画の影響だろうなぁ🧛🐺