半魚人との異種間のラブストーリー。
イライザが半魚人と出会ってから表情がどんどん変わっていき可愛くなっていった気がする。
ただ、友情がどの瞬間に恋に変わったのかがわかりにくいから、共感はしにくかったかも。
声が出せない主人公。ゲイの隣人。黒人の同僚。アメリカとソ連の対立。弱者たちが生きにくい時代。弱いものに焦点を当てながら、最後には光を見ることができた。
暴力的、性的、グロテスクな描写が結構多い。
実はパンズ・ラビリンスがトラウマ映画No.1なので恐る恐る観たけれど、この作品は意外と大丈夫でした。
レトロな世界で、古い映画が登場したり、色や音楽が効果的に使われていたり、アーティスティックな映画でした。
