ayuka

シェイプ・オブ・ウォーターのayukaのレビュー・感想・評価

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好き嫌い分かれそうというのはすごい納得。私はニュートラール。灰汁を取り除いていったらディズニー映画にでもなりそうなファンタジー。

リアルって言っていいのか分からないけど、時代に沿った背景と舞台があって、そこで展開されるファンタジーになかなか頭が追いつかなかった。そこも好き嫌いの分かれる大きなポイントのような気がする。

名前忘れたけどあのキャンディ野郎が強烈で、あいつとのハラハラドキドキなエンターテイメントは楽しませてもらった。キャンディの色、壁紙の色、ロッカーの色、車の色。色へのこだわりもなかなか凄くて、海底とか実験とか水とかちょっと不気味な感じとかをよく演出していたような気がする。

この映画が伝えたかったことやメッセージを思い返すとなんだか胸が熱くなるし、心が温かくなる。みんなが力を合わせるところや、最後のシーン、最後のセリフ。美しい映画だった。
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